映画に感謝を捧ぐ! 「明日なき男(1950年版)」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はアンドリュー・L・ストーン監督の
「明日なき男(1950年版)」に感謝を捧げようと思います。
サスペンス映画 コレクション 容疑者 DVD10枚組 ACC-219 - チャールズ・ロートン, エラ・レインズ, ロバート・ヤング, スーザン・ヘイワード, ジェーン・グリア, アイダ・ルピノ, ルイス・ヘイワード, ダン・デュリエ, ゴードン・ゲバート, シドニー・グリーンストリート, ピーター・ローレ, ロバート・ライアン, ロンダ・フレミング, ウィリアム・ランディガン, スティーヴ・コクラン, ヴァージニア・グレイ, ギャビー・アンドレ, ウィリアム・エイス, ロイド・ノーラン, アラン・ラッド, ゲイル・ラッセル, バーバラ・スタンウィック, デヴィッド・ニーヴン, リチャード・コンテ, ロバート・シオドマク, アーヴィング・ピシェル, チャールズ・ヴィダー, ジョン・ラインハルト, ジーン・ネグレスコ, ロイ・ウォード・ベイカー, アンドリュー・L・ストーン, ヘンリー・ハサウェイ, ジョン・ファロー, アンドレ・ド・トス
発生した連続銀行強盗事件をもとにして作られた本作は
活劇性と教科書性が交錯する実話系泥棒映画であります。
娯楽映画的スリル&サスペンス生成術と
記録映像的編集&説明術を融合させる事によって
生を受けたストーリー&演出によって
犯罪の危険性&虚しさを世に知らしめようという試みは
私に「明確な目的を持った映像作品」の醍醐味と
資料的クールさと娯楽的高揚感&躍動感が
独特のバランスで共存する光景の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(勧善懲悪的決着の後に「厳罰主義」を掲げるという
情報戦術に彩られた幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「犯罪記録&倫理教材系映画」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
大作的スケール感、暇つぶし映画的効率主義&見せ場主義
警察礼賛&犯罪批判的メッセージ
アメリカ製悪漢俳優&女優の魅力が絡み合う本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。