映画に感謝を捧ぐ! 「REC:レック/ザ・クアランティン」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はジョン・エリック・ドゥードル監督の

 「REC:レック/ザ・クアランティン」に感謝を捧げようと思います。

REC レック/ザ・クアランティン [DVD] - ジェニファー・カーペンター, スティーヴ・ハリス, ジェイ・ヘンアンデス, ジョナサン・シェック, ジョン・エリック・ドゥードル
REC レック/ザ・クアランティン [DVD] - ジェニファー・カーペンター, スティーヴ・ハリス, ジェイ・ヘンアンデス, ジョナサン・シェック, ジョン・エリック・ドゥードル

 2007年の映画「REC/レック」をもとにして作られた本作は

 ホラー映画的文化交流の一翼を担う

 疑似実録映画であります。

 「REC/レック」の設定を継承しつつ

 悪霊系ホラー要素を薄め

 TV番組&感染系ホラー色を強めることによって生を受けた

 ストーリー&演出、キャラクター造形は

 私に、ヨーロッパ風味とアメリカ風味が

 独特のバランスで共存する光景と

 ホラー映画における「適切なスケール感を維持する」事の

 重要性を世に示す資料の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (撮影機材が主の末路を見つめるかのような気配を

 

 感じさせる幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「スペイン・アメリカホラー連合軍」の

 

 称号にふさわしい作品であると言えるでしょう。

 スペイン版の手法&設定を活用しつつ

 新たなる「REC/レック」神話を生み出すことに挑んだ本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。