映画に感謝を捧ぐ! 「ボーン・アイデンティティ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はダグ・リーマン監督の「ボーン・アイデンティティ」に感謝を捧げようと思います。

  

 

 

 本作は他のスパイ・アクション映画にはない独特のスピード感があり

 最初はとまどいましたが

 物語が進むにつれある種の快感につながっていく

 奇妙な魅力を持った一作です。

 主人公が典型的なアクション・スター的でない点

 終盤まであまり人を殺さず、暴力に訴えることも避けようとする点

 記憶喪失映画にありがちな「都合良く思い出す」展開が少なく

 段階を経て思い出すように作られている点も

 好感が持てます。

 (さらに、世界観光の楽しみも付いてきます)

 豪快なアクションと堅実なサスペンスを融合させた本作に

 深い感謝を!!!。