映画に感謝を捧ぐ! 「ワイルドシングス」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・マクノートン監督の「ワイルドシングス」に感謝を捧げようと思います。

 

 フロリダ州の小さな町で起きたレイプ事件を描いた本作は

 バリエーション豊富なラブシーンと

 だまし合い、駆け引き、どんでん返しの連続攻撃によって

 私に興奮と混乱の時間をもたらした愉快痛快な一作です。

 登場人物のほとんどが陰謀、邪心を宿す人物で

 甘く純粋な善意が存在しない点も興味深かったです。

 まさに本作は、「暗い迷宮をさまよう快感」をもたらす一品といえるでしょう。

 美しい自然と、醜い人々の心を共に移しだすことで

 人の世のはかなさ、安易な先読みのむなしさを味あわせてくれた

 本作に深い感謝を!!!。