映画感謝人GHMです。
今回はアラン・J・パクラ監督の「デビル」に感謝を捧げようと思います。
武器調達のためアメリカに渡ったIRA闘士と警官一家との交流と悲劇を描いた本作は
日常風景の中に宿る影のある表現と
優しい音楽に心打たれる作品となっております。
激しい盛り上げやインパクトのある表現を避け
日常を静かに描くことが
結果的に後半の激しさとラストシーンの哀愁を
深めているように思います。
互いに共感を覚えながらも共に生きることができなかった男たちの悲しみを
深く静かに描いた本作に深い感謝を!!!。