映画に感謝を捧ぐ! 「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」

 映画感謝人GHMです。

 今回はトーマス・ヤーン監督の「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 医者から余命わずかと宣告された男二人が病院を抜け出し

 海をめざす姿を描いた本作は

 激しいバイオレンスとほのぼのムードが同居した、味わいのある作品となっております。

 犯罪行為を繰り返しながらも、憎めない雰囲気を放つ二人の男

 (死が迫っているにもかかわらず、家族愛と愛とユーモアを失わない点がすごい!。)

 凶暴さとコミカルな雰囲気を合わせ持つギャングたち。

 ギャングと警官隊による死傷者の出ない銃撃戦。

 (無茶な展開であるにもかかわらず、笑って受け入れられる雰囲気がありました。)

 そして、難病を描きながら感動に向かうのを避け

 コミカルな雰囲気を保ち続けている点が何よりすごいと思います。

 (安易な同情を避けていることが、ラストシーンの感動を深めていると思います。)

 私に笑いと涙に満ちた素晴らしい時間をもたらしてくれた本作に深い感謝を!!!。