映画に感謝を捧ぐ! 「追いつめられて」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロジャー・ドナルドソン監督の「追いつめられて」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ケネス・フィンケルの小説「大時計」を基にして作られた本作は

 男の哀愁あふれる異色のサスペンス映画であります。

 私は、三人の男女の三角関係が

 アメリカ国防総省を揺るがす大事件に発展していく姿に

 滑稽さと悲しさの混じり合った奇妙な感情を抱いてしまいました。

 (彼らの巻き添えとなった人々のことも忘れられません。)

 愛憎劇とポリティカル・サスペンスを融合させるという

 大胆な試みに挑戦した本作に深い感謝を!!!。