映画に感謝を捧ぐ! 「フォース・カインド」

 映画感謝人GHMです。

 今回はオラトゥンデ・オスンサンミ監督の「THE 4TH KINDフォース・カインド」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 アラスカ州在住の心理学者一家の悲劇をドキュメンタリー風に映画化した本作は

 

 虚実相まみえるかのような雰囲気を持つ作品であります。

 全編を通じて「狂気」と「混沌」に彩られた映像の中で

 「真実」を伝えようとする主人公の姿には

 鬼気迫るがものあり

 私自身を飲み込むような感官に襲われてしまいました。

 (にもかかわらず、主人公の語る「真実」を信じ切ることが出来ないのは

 虚実相まみえる雰囲気」のなせるわざなのかも知れません。)

 「フォーガットン」と「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を融合させたような

 魅力を放つ本作に深い感謝を!!!。