映画感謝人ＧＨＭです。
今回はウイリアム・Ａ・ウェルマン監督の「民衆の敵」に
感謝を捧げようと思います。
ギャングの世界に生きる主人公の栄光と悲劇を描いた本作は
「悪」の持つ魅力と空しさを描いたギャング映画の傑作であります。
激しいアクション・バイオレンスの連打に頼ることなく
「銃」や「犯罪」の恐ろしさを描写する演出・脚本の素晴らしさには
驚くより他ありません。
まさに「異色の勧善懲悪映画」といえるでしょう。
闇に生きる人々の姿をリアルに描き
後世の犯罪映画の道しるべとなった本作に深い感謝を！！！。
