映画に感謝を捧ぐ! 「ロングタイム・コンパニオン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はノーマン・ルネ監督の「ロングタイム・コンパニオン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1980年代を舞台に、エイズの恐怖・社会的偏見に翻弄される

 同性愛者たちの姿を描いた本作は

 純度の高い感動を与えてくれる

 素晴らしい作品であります。

 

 感動誘発的表現に背を向けた

 静かな演出と

 

 いかなる逆境にあっても

 明るさを失わない登場人物たちの姿は

 実話系に勝るとも劣らぬ現実感と

 「臭み」のない純粋な感動を

 私に与えてくれました。

 センセーショナルな問題を扱いながら

 思想の押しつけに走らず、愛と友情の尊さを描くことに徹した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。