映画に感謝を捧ぐ! 「あきれたあきれた大作戦」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアーサー・ヒラー監督の「あきれたあきれた大作戦」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 自称CIAと歯科医が巻き起こす騒動を描いた本作は

 映画の持つ様々な要素を融合させた「贅沢映画」であります。

 一本の映画に「スパイアクション・サスペンス・コメディ」が搭載されるという

 

 大胆な試みと

 渋みの利いたP・フォーク&A・ラーキンの掛け合いの妙が一つとなり

 理屈不要のエンターテインメントとしての魅力を放つ姿は

 「不朽の名作」にはない軽快さとリラックス感を

 私に与えてくれました。

 これこそ、「よろずや監督」アーサー・ヒラーならではの魅力を

 発揮した作品といえるでしょう。

 肩肘張ることなく「ベテランの味わい」を満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。