映画に感謝を捧ぐ! 「硫黄島の砂」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアラン・ドワン監督の「硫黄島の砂」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1943年に起きた「硫黄島の戦い」をもとにして作られた本作は

 西部劇とは一味違うジョン・ウェインの魅力を

 満喫できる作品であります。

 米軍礼賛色の強い本作が

 J・ウェインの持つ「頼もしさ」と「孤独感」が加わることによって

 戦場に生きる男たちの友情と哀愁を描いた

 苦みのある作品となっていく姿は

 映画における「配役」の大切さを

 私に教えてくれました。

 まさに、「俳優によって成長していく作品」であるといえるのではないでしょうか。

 (それだけにラストの衝撃が忘れられません。)

 「戦争」の持つ非情さを再認識させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。