映画に感謝を捧ぐ! 「13ゴースト(1960年版)

 映画感謝人GHMです。

 今回はウイリアム・キャッスル監督の「13ゴースト(1960年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 幽霊のいる邸宅を相続してしまった一家の

 災難を描いた本作は

 「小道具芸」の素晴らしさを堪能できる作品であります。

 生き物のように動く小道具によって作られる

 恐怖表現の数々は

 特殊効果満載の映像からは味わうことの出来ない

 「味わい」に満ちあふれております。

 (緻密な計算に基づく「恐怖演出のタイミング」や

 個性的な動きを見せる「ゴースト」たちの活躍も素晴らしいです。)

 これこそ「技巧派怪奇映画」と呼ぶにふさわしい作品であると

 

 言えるでしょう。

 至高の芸による「恐怖」を味あわせてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。