映画に感謝を捧ぐ! 「荒野の用心棒」

 映画感謝人GHMです。

 今回はセルジオ・レオーネ監督の「荒野の用心棒」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1961年の日本映画「用心棒」をもとにして作られた本作は

 登場人物の「顔」を生かした人物像と

 心地良い音楽に魅了される作品であります。

 特に「豪傑」の如き雰囲気と

 知略を兼ね備えた主人公(C・イーストウッドの「真っ向勝負」な顔つきを

 逆手に取ったキャラクターといえるでしょう。)と

 親しみやすさと静かなる威厳を兼ね備えた「酒場の主人」は

 私の心を大いに盛り上げてくれました。

 絶妙のタイミングで映像のエネルギーを高めてくれる音楽の数々も

 忘れられません。

 まさに「映像と音楽の幸福な結婚」を体現した

 作品であるといえるでしょう。

 アメリカ映画流の「痛快さ」

 残酷さとユーモアを巧みにブレンドした「イタリア風味」

 東洋的キャラクターを見事に融合させ

 「ひねりの利いた娯楽作」となった本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。