映画に感謝を捧ぐ! 「ブルー・スチール(1934年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロバート・N・ブラッドベリ監督の「ブルー・スチール(1934年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 町を脅かす無法者に立ち向かう

 二人の男の活躍を描いた本作は

 のどかな雰囲気に包まれた「正統派勧善懲悪劇」であります。

 ガンマンでありながら、銃を多用しない主人公 

 残酷さと愚かさを兼ね備えた悪漢たち

 緩やかに進行するアクション・シーンの数々は

 私の心を和ませると同時に

 「悪漢退治」の原点を教えてくれました。

 まさに「素朴な痛快さを宿す作品」であるといえるでしょう。

 情緒や心理描写にこだわりすぎないスリムな筋書きと

 ほのぼのしたアクションによって

 「痛快劇」の原点を示した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。