映画に感謝を捧ぐ! 「ソルジャー」

 映画感謝人GHMです。

 今回はポール・アンダーソン監督の「ソルジャー」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 政府によって作られた人間兵器「ソルジャー」の

 孤独な闘いを描いた本作は

 SFアクションの中に「西部劇」の魂を宿す作品であります。

 「敵を倒すための闘い」に心身を捧げた主人公が

 平和な世界との出会いをきっかけに

 「守るための闘い」に目覚めていく姿は

 私にアメリカ映画界に宿る「西部劇魂」の存在を

 教えてくれました。

 (主人公に扮したK・ラッセルの静かなる熱演や

 愉快痛快なるアクションの中に「哀愁」が込められている点も

 印象的であります。)

 まさに「軽量映画ならではのSF西部劇」であると

 言えるでしょう。

 西部劇は消えても「西部劇魂」不滅であることを示した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。