映画に感謝を捧ぐ! 「ファイヤーフォックス」

  映画感謝人GHMです。

 今回はクリント・イーストウッド監督・主演の「ファイヤーフォックス」に

 

 感謝を捧げようと思います。

 

 クレイグ・トーマスの小説「ファイアフォックス」をもとにして作られた本作は

 東西冷戦時代のアメリカ映画界を象徴する作品であります。

 本作全体を覆う

 「ソ連(ロシア)の力を過大評価しながら、体制批判を行う」精神は

 私に、アメリカ映画界における東西冷戦の位置づけを

 示してくれました。

 (C・イーストウッド扮する主人公のぎこちないスパイぶりや

 痛快さの中に「苦み」が宿っている点も印象的です。)

 まさに歴史教科書以上に「時代を映す」作品であると言えるでしょう。

 東西冷戦とアメリカ映画界との関係を赤裸々に示した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。