映画に感謝を捧ぐ! 「レッド・スコルピオン」
映画感謝人GHMです。
今回はジョセフ・ジトー監督の「レッド・スコルピオン」に
感謝を捧げようと思います。
潜入任務を命じられたソビエト軍人の
哀しくも壮絶な闘いを描いた本作は
80年代の「空気」が生み出した「歴史的作品」であります。
手作り感あふれるアクション・シーン
主演男優ドルフ・ラングレンの肉体を前面に押し出した演出が
「共産圏」に対する偏ったイメージを皮肉るかのような物語と
一体となることによって生まれた「激しくも珍妙なアクション映画」は
私の心を「80年代」へと誘ってくれました。
(他のヒット作を模倣したかのようなシーンや、突っ込みどころの数々が
微笑ましさにつながっている点も「80年代」的と言えるでしょう。)
馬鹿馬鹿しさを「愛すべき部分」に変えてしまうほどの豪快さと
肉体の魅力に満ちあふれた本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。