映画に感謝を捧ぐ! 「グリニッチ・ビレッジの青春」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はポール・マザースキー監督の「グリニッチ・ビレッジの青春」に  感謝を捧げようと思います。
グリニッチ・ビレッジの青春 [DVD]
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
2009-05-02

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 グリニッチ・ビレッジで俳優を目指す青年  「ラリー」の運命を描いた本作は  様々な文化が入り交じった青春映画であります。  サクセス・ストーリー、日常劇、マニア気質  ユダヤ文化が絡み合ったストーリー  舞台劇と映画の特性を兼ね備えた映像&音楽  庶民的ムードと舞台スター風味が融合した俳優&女優陣が  一体となる光景は  私に、複数の娯楽文化による「共同作業」の醍醐味と  現実的な風景と青春ドラマ的物語が融合することによって生じる  科学反応の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。  (ホームドラマと西部劇の「ハッピー・エンド」を  バランス良く配合した幕切れとなっている点も見逃せません。)  まさに「舞台裏系日常劇」の雄と呼ぶにふさわしい  作品であると言えるでしょう。  映画&舞台、ニューヨークに対する愛情  1970年代文化、世代間抗争、芸術論が一堂に会し  渋味とユーモアを効かせながら歩んでいく姿に心打たれる本作と  生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。