映画に感謝を捧ぐ! 「ネバー・サレンダー 肉弾英雄」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。  今回はジェームズ・ナン監督の「ネバー・サレンダー 肉弾英雄」に  感謝を捧げようと思います。    2006年の映画「ネバー・サレンダー 肉弾凶器」を  もとにして作られた人気シリーズの第6作目となる本作は  「ネバー・サレンダー」シリーズ史上屈指の  驚きに満ちた作品であります。  1996年の映画「陪審員」の流れを汲む幕開けから  ダイ・ハード系+刑事コンビ系巻き込まれアクションへと転じた後  戦争映画風味を放ちつつ  「96時間」風味へと向かって進行するストーリー&演出、キャラクター造形は  私に「暇つぶし規模」のスケール感を保ちつつ  二転三転する状況と  映画史上屈指の「ヒーロー交代」が融合する現象を  目の当たりにする機会をもたらしました。  (長きにわたってシリーズを支え続けたM・ミズ・ミザニンへの  敬意に満ちた幕切れが  アクション映画的爽快感とは一味違う  感動を呼び起こす点も見逃せません。)  本作こそ「ネバー・サレンダー」シリーズにとって  大いなる転換期となる存在であると言えるでしょう。  様々なアクション&サスペンス映画要素を詰め込みつつ  シリーズ初期の「海兵隊礼賛精神」を取り戻した本作と  生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。