映画に感謝を捧ぐ! 「ゾンビ・レックス ジュラシック・デッド」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はミルコ・デイヴィス&トーマス・マートウィック監督の
「ゾンビ・レックス ジュラシック・デッド」に感謝を捧げようと思います。
狂気に取り憑かれた科学者の陰謀に巻き込まれた
人々の運命を描いた本作は
軽量級映画的欲望&狂気が荒れ狂う大珍作であります。
マッド・サイエンティスト・恐竜・ゾンビ・隕石・特殊部隊を
強引に組み合わせる事によって生を受けたストーリーと
SF・ホラー・アクション・MTVの特性を融合させた映像が
気まぐれ且つ緩やかに進行する光景は
私に「小規模映画界」が好む存在が
一堂に会する事によって生じる科学反応
娯楽ビジネス的狂気、映画界の特殊部隊&若者認識
TVゲーム的CG&コミック的絵柄の秘めたるユーモア性の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(滅び行く世界ならではの絶望感&ある種の解放感に彩られた
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「ジャンル融合型モンスター映画」史上屈指の
怪物と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。
各種SF&ホラー要素の融合と
出たとこ勝負&見せ場至上主義の極限を目指して邁進する本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。