映画に感謝を捧ぐ! 「地下に潜む怪人」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョン・エリック・ドゥードル監督の
「地下に潜む怪人」に感謝を捧げようと思います。
地下に潜む怪人 [DVD] - パーディタ・ウィークス, ベン・フェルドマン, エドウィン・ホッジ
考古学者「スカーレット・マーロウ」と
彼女を取り巻く人々の運命を描いた本作は
陰鬱且つ幻惑的な活劇性に彩られたホラー映画であります。
疑似実録映画的映像表現
冒険活劇的アクション・シーン
アトラクション的モンスター造形が一体となった
ストーリー&演出は
私に「冒険要素と怪奇要素の融合」がもたらす科学反応と
視覚的不安定感&謎の大量生産がもたらす不条理性の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(考古学に宿る狂気&リスクを世に示すかのような
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「アトラクション型トラウマ系冒険ホラー」の
称号にふさわしい作品であると言えるでしょう。
登場人物の「トラウマ」を利用した超常現象
アドベンチャー・ゲーム的謎解き
様々な狂気を体現したキャラクター造形
記録映像的表現法が一堂に会した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。