映画に感謝を捧ぐ! 「ラバランチュラ 全員出動!」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はマイク・メンデス監督の
「ラバランチュラ 全員出動!」に感謝を捧げようと思います。
ラバランチュラ 全員出動! [DVD] - スティーヴ・グッテンバーグ, マイケル・ウィンスロー, マリオン・ラムジー, ニア・ピープルズ, レスリー・イースターブルック, パトリック・レナード, マイク・メンデス, スティーヴ・グッテンバーグ
地中より現れた巨大クモ軍団に
立ち向かう人々の運命を描いた本作は
映画史を彩る大作&小規模作品群の名場面を集結させ
2010年代型軽量級CG技術と喜劇的加工術によって
1本の映像作品を生み出すという試みは
私に「ハリウッド&モンスター映画」の持つ
胡散臭さ&能天気さの有効活用術と
娯楽映画に対する愛情表現の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(小規模映画会社的生命力と
アメリカ流英雄礼賛精神に溢れた
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「モンスター喜劇型アメリカ映画史入門」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
1980年代を彩る喜劇映画「ポリスアカデミー」の人々
映画業界に宿る非情さ&愛情深さ、ロサンゼルスの醍醐味
映画マニア気質、SF大作的ハッタリ精神
軽量級映画的節約精神が一堂に会した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。