映画に感謝を捧ぐ！ 「爆撃手の月」

　映画弁護人ＧＨＭ（西村哲也）です。

　今回はエドワード・ルドウィク＆ハロルド・シュスター監督の

　「爆撃手の月」に感謝を捧げようと思います。

戦争映画 パーフェクトコレクション 狂気の戦場DVD10枚組 ACC-126 - レスリー・ハワード, フランシス・サリヴァン, マーロン・ブランド, テレサ・ライト, クラーク・ゲイブル, ラナ・ターナー, ドン・アメチー, ジョーン・ベネット, ジョージ・モンゴメリー, アナベラ, グレタ・ガルボ, ラモン・ノヴァロ, ジョージ・サンダース, フィリップ・ドーン, ブレンダ・マーシャル, トレヴァー・ハワード, リチャード・アッテンボロー, ジーン・クレイン, フランク・ラティモア, ランドルフ・スコット, エレン・ドリュー, ルース・ウォリック, レスリー・ハワード, フレッド・ジンネマン, ウェズリー・ラッグルス, アーチー・L・メイヨ, エドワード・ルドウィグ, ハロルド・シュスター, ジョージ・フィッツモーリス, レオニード・モギー, コンプトン・ベネット, オットー・プレミンジャー, レイ・エンライト

　ナチス・ドイツ軍に捕らえられたアメリカ軍兵士

　「ジェフ・デーキン」と彼を取り巻く人々の

　運命を描いた本作は

　戦争映画史上屈指の「収納術」を感じさせる

　豪快作であります。

　飛行機アクション、脱走劇、スパイ劇、ロマンス

　連合軍礼賛を詰め込みつつ

　驚異的な軽やかさで進行するストーリー＆演出は

　私に「軍事宣伝と娯楽的サービスの両立化術」と

　アメリカ映画流ヨーロッパ描写の一形態を

　目の当たりにする機会をもたらしました。

　（戦争映画史上最大級の「アクション映画的能天気さ」に溢れた

　幕切れとなっている点も見逃せません。）

　まさに「軽量級戦争道中記」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。

　娯楽映画的サービス精神、アメリカ流国際認識

　暇つぶし映画的効率主義＆見せ場主義の粋を結集した本作と

　生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を！！！。