映画に感謝を捧ぐ! 「エイリアンX」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はティム・コックス監督の「エイリアンX」に
感謝を捧げようと思います。
エイリアンX [DVD] - ジョン・サベージ, ミッチェル・ゴー, ジェームズ・マーシャル, マーティン・コーブ, ティム・コックス
ロッキー山脈地下に作られた研究施設で
巻き起こる惨劇を描いた本作は
男児系SF&小規模映画会社気質が
荒れ狂うモンスター映画であります。
1970~80年代のSF映画文化
TVゲーム文化、小規模映画会社的節約術が
混ざり合ったストーリー&演出、キャラクター造形は
私に、男児感覚とマニア感覚の融合がもたらす科学反応と
予算&人員を節約しつつ「未知の存在に襲撃される」恐怖を
写し出す映像技の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(マッド・サイエンティスト&黒幕的存在の最期を通じて
行いと結果の関係&野性的本能と理性のせめぎ合いを
示すかのような気配を放つ作品であるという点も見逃せません。)
まさに「シューティング・ゲーム型モンスター映画」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
R・スコット&J・キャメロン監督の流れを汲む発想
幻惑+細切れ的映像表現、ハッタリ的状況設明台詞の
粋を結集した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。