映画に感謝を捧ぐ！ 「エクスペリメント・アット・セントレオナルズ女子刑務所」

　映画弁護人ＧＨＭ（西村哲也）です。

　今回はラッセル・オーウェン監督の

　「エクスペリメント・アット・セントレオナルズ女子刑務所」に

　感謝を捧げようと思います。

エクスペリメント・アット・セントレオナルズ女子刑務所 [DVD] - ジェス・チャンリャウ, ラッセル・オーウェン, ラッセル・オーウェン, マシュー・J・ガン, カリム・プリンス・ツィバング, アスラム・パルベズ, ジェス・チャンリャウ, フィリップ・マッギンリー, クリストファー・デューン, ジェシー・ウィリアムス, メグ・アレクサンドラ

　セントレオナルズ女子刑務所で発生した怪現象に

　立ち向かう人々の運命を描いた本作は

　大胆さと実験性が絡み合うホラー映画であります。

　刑務所映画とゾンビ系ホラーの王道を融合させるという発想

　状況設明の極小化、幻惑的表現法の多用を

　融合させる事によって生成された

　ストーリー＆演出、キャラクター造形は

　私に「刑務所＆科学実験」のゾンビ系ホラー的活用法と

　見世物的暴力＆人体破壊によって

　ストーリー上の問題点を曖昧化する妙技の

　一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

　（「ゾンビ系ホラー」ならではの無情さ＆絶望感を

　優等生的に発揮した幕切れとなっている点も見逃せません。）

　まさに「女系＋閉鎖系ゾンビ系ホラー」の

　一翼を担う作品であると言えるでしょう。

　ゾンビ系ホラー＋ＳＦ的効率主義＆ハッタリ精神

　刑務所映画的人間模様＆舞台設定

　女系アクション映画的ヒロイン造形が一堂に会した本作と

　生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を！！！。