映画に感謝を捧ぐ! 「フォーリング・ダウン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョエル・シュマッカー監督の「フォーリング・ダウン」に

 感謝を捧げようと思います。

 本作はアクション・サスペンスに家族劇を加えたような作りとなっており

 「都会に潜むストレス誘発要素」が

 丹念に描かれているのみならず

 怒りの赴くままに町をさまよう主人公が凶暴性を増すにつれ

 武器も強化され、凶行のスケールもどんどんパワーアップしていくという

 ある種のサクセスストーリーとなっている点が素晴らしいと思います。

 (形はどうあれ、苦難は人を成長させることが示されている)

 何気ない日常に潜む理不尽をユーモアを交えながら

 見事に描ききった本作に深い感謝を!!!。

 そして、ストレス誘発要素に満ちた我々の暮らしに

 ある種の感謝と深い反省を!!!。