映画に感謝を捧ぐ 「クリフハンガー」

 映画感謝人 GHMです。

 今回はレニー・ハーリン監督の「クリフハンガー」に

 感謝を捧げようと思います。

  

 盗賊団の陰謀に巻き込まれた

 山岳救助隊員の運命を描いた本作は

 美しさと力強さを兼ね備えたアクション映画であります。

 「雪山の美と危うさ」に満ちあふれた映像

 舞台の魅力を生かして設計されたアクション・シーン

 

 力技重視のストーリーに「説得力」を与えるS・スタローンの肉体

 自然の驚異と心中の闇によって崩壊していく悪人たちが一堂に会する姿は

 私に「物語世界における説得力と

 現実世界における説得力との相違」・「舞台の属性を生かして

 アクション・シーンを作ることの大切さ」について

 考えさせられる時間を与えてくれました。

 まさに「巧妙なる映像表現と豪快極まる物語が

 程よく調和した作品」であると言えるでしょう。

 高所恐怖症であるにもかかわらず雪山ロケに挑んだ

 S・スタローンのアクション魂と

 R・ハーリン監督の「自然力」に対するこだわりに

 心打たれる本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。