映画感謝人GHMです。
今回はトビー・フーパー監督の「悪魔のいけにえ」に感謝を捧げようと思います。
テキサス州で実際に起きた事件を基にして作られた本作は
実話とは思えないほど荒唐無稽な殺人鬼たちを描いているにもかかわらず
現実味のある表現によって
リアリズムと説得力をもたらしている点が印象的な作品です。
(これも「アメリカ」という国の神秘性のなせるわざなのかも知れません)
それにくわえて、不安感をかき立てるような音楽の使い方も素晴らしく
恐怖感と背徳的な快感を最後まで保つことができました。
アメリカという国の持つ「闇」の一つを
見事に示してくれた本作に深い感謝を!!!。