映画に感謝を捧ぐ! 「サボタージュ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアルフレッド・ヒッチコック監督の「サボタージュ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ロンドンの街で暗躍する破壊者たちの陰謀がもたらす悲劇を描いた本作は

 のどかな日常風景と戦慄のサスペンスが見事に共存する

 珍しい作品であります。

 (本作で私は、街の出し物・時計・バスでのやりとりに恐怖を感じるという

 世にも珍しい体験をしました。)

 単純な善悪では割り切れないキャラクター描写も素晴らしく

 特にラストの「ひねりの利いたハッピーエンド」は

 様々なことを考えさせられます。

 運命のいたずらがもたらした悲劇を

 クールな視線とブラック・ユーモア精神を交えて描いた本作に

 深い感謝を!!!。