映画に感謝を捧ぐ! 「ゴースト・ニューヨークの幻」
映画感謝人GHMです。
今夜はジェリー・ザッカー監督の「ゴースト・ニューヨークの幻」に
感謝を捧げようと思います。
本作は、命を失い幽霊となった主人公とヒロインの
悲しき恋物語として名高い作品であります。
しかし私は、ラブストーリーとしての魅力より
小技を利かせたコメディーとしての魅力に惹かれました。
主人公とウーピー・ゴールドバーグ扮する霊媒師とのやりとり
猫を利用して悪人を追い払うシーン
ポルターガイスト?を起こすための修業シーンなどのコミカルシーンの表現法が面白い上
定石を微妙に外したシナリオ(ニュースの思わせぶりな使い方など)も素晴らしく
心地良い笑いを堪能させていただきました。
(それらのコミカル要素が悲劇の重みを増しているようにも感じました。)
「喜劇を宿すことにより悲劇が際だつ」事を心に刻んでくれた素晴らしいラブストーリーに
深い感謝を!!!。