映画に感謝を捧ぐ! 「クリムゾン・タイド」

 映画感謝人GHMです。

 今回はトニー・スコット監督の「クリムゾン・タイド」に感謝を捧げようと思います。

 

 制作者ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマートニー・スコット監督の4作目にして

 トニー・スコット監督+俳優デンゼル・ワシントンの記念すべき1作目となる本作は

 私の予想を超えるほどの重厚感に満ちた作品となっております。

 一隻の潜水艦で起きた意見対立が

 世界の運命をも左右する争いに発展するという恐るべき状況設定

 潜水艦という閉鎖世界における独特の価値観

 そして、閉塞感の中で生まれるささやかなユーモアが

 融合することによって

 本作は現代という時代の危うさ・状況に流されず判断を下すことの難しさ

 「正しい」という概念の複雑さを余すところなく表現しているように

 強く思います。

 現代における「真の敵」を私に示してくれた本作に深い感謝を!!!。