映画に感謝を捧ぐ! 「ビッグ・バッド・ママ」
映画感謝人GHMです。
今回はスティーウ"・カーウ"ァー監督の「ビッグ・バッド・ママ」に
感謝を捧げようと思います。
1932年のテキサスをかけめぐる母娘三人と仲間たちを描いた本作は
低予算映画ならではの「やりたい放題」精神と
1970年代ならではの哀愁を合わせ持つ異色作であります。
本作に登場する女性は、いずれもエネルギーにあふれており
その活躍ぶりは善悪を超越した輝きに満ちております。
(その分、男性陣の魅力が薄いように感じられる面もありますが)
彼女たちの明るさとポジティブな精神が放つ美しさが
逆に後半の悲劇がもたらす感動を深めることにつながっている点は
皮肉としかいいようがありません。
陽気な空と素晴らしきウーマンパワーを満喫させてくれた本作に
深い感謝を!!!。