映画に感謝を捧ぐ! 「JFK」

 映画感謝人GHMです。

 今回はオリバー・ストーン監督の「JFK」に感謝を捧げようと思います。

 

 1963年の「J・F・ケネディ暗殺事件」の真実に迫る検事たちの姿を描いた本作は

 戦争ビジネスへの怒り・政府に対する失望感・真実への渇望が

 見事にブレンドされた力作であります。

 映像・ストーリー共に凄まじいほどの気合いが入っており

 「この事件を風化させない」というスタッフ陣の思いが

 荒波のごとく私に襲いかかってくるような印象を受けました。

 まさに「ベトナム戦争を体験したO・ストーン監督ならではの作品」と

 言えるでしょう。

 現代にも通じる「(戦争ビジネス)がアメリカを繁栄させる」という呪われた宿命に抗った

 ケネディ大統領の悲劇と

 「人民のためのアメリカ」を求める魂の叫びを

 怒りと冷静さを制御しながら見事に描ききった本作に

 深い感謝を!!!。