映画に感謝を捧ぐ! 「ダイ・ハード」

 映画感謝人GHMです。

 今回はクリスマスを記念して

 ジョン・マクティアナン監督の「ダイ・ハード」に感謝を捧げようと思います。

 

 高層ビルでのクリスマスパーティーに参加した主人公が

 テロリスト集団と闘うハメになる姿を描いた本作は

 アクション・サスペンス・ユーモアが見事に融合した心温まる作品であります。

 CGにはない味わいと迫力を合わせ持つ爆発・アクションはもちろんのこと

 皆に嫌われ、孤立した状態の中

 愚痴をこぼしながら闘う主人公の姿

 美しさと荒々しさを兼ね備えた魅力的なテロリスト集団。

 (思わず「主人公より格好良いかも?」と思ってしまいました。)

 「高層ビルの中」という限定された空間を生かした小技の数々

 (特に女性のポスターとテロリストがガラスを撃つシーンが印象的です。)

 絶妙のタイミングで流れるクリスマスソング

 (ブラック・ユーモア的な使い方に感心させられました。)

 ささいな行動に重要な意味を持たせるシナリオの妙。

 それらの要素が一つとなり、痛快なラストへと進んでいく姿は

 私に爽快感と感動をプレゼントしてくれました。

 私の心に素晴らしいプレゼントを与えてくれた

 「映画史上最悪のクリスマス」に深い感謝を!!!。