映画に感謝を捧ぐ! 「ファイナル・デスティネーション」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジェームズ・ウォン監督の「ファイナル・デスティネーション」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 予知夢によって飛行機事故を免れた主人公と仲間たちが

 「死の運命」に立ち向かう姿を描いた本作は

 日常に宿る危険を「死の運命」という形で描いた、異色のホラー映画であります。

 モンスターや超能力者の脅威ではなく

 日常生活の中で起こりうる事の積み重ねによって

 「死」がもたらされるという発想と

 「死に至る道」を表現する手法が実に素晴らしく

 我々が常に「死因」に囲まれて暮らしているのだと

 

 いうことを痛感させられました。

 そんな状況下にあってもあきらめず

 「死の兆候」を察知し

 「死のルール」に挑むことによって生への道を開こうとする

 主人公たちの姿には大いに感動し、学ぶところがあると思います。

 (「死のルール」に説得力がある点も素晴らしいです。)

 「生」と「死」が紙一重の場所にあることを

 我々に教えてくれた本作に深い感謝を!!!。