映画に感謝を捧ぐ! 「THX-1138・ディレクターズカット」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョージ・ルーカス監督の「THX-1138・ディレクターズカット」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 G・ルーカス監督のデビュー作として名高い本作は

 「映画的盛り上げ」を拒否するかのような静けさと冷たさに包まれた

 異色のSF映画であります。

 人形のような登場人物たち・温もりのかけらもない機械的な風景

 淡々と進むストーリーの中で

 未知なるものに向かって進み続ける事を決意する主人公の姿には

 「生命賛歌」と呼ぶにふさわしいほどのエネルギーと

 魅力を感じました。

 (ルーカス監督の内面を表した光景なのかも知れません。)

 「映像技術」と「SF的発想」という車の両輪が

 見事に調和した本作に深い感謝を!!!。