映画に感謝を捧ぐ! 「禁じられた遊び」

 映画感謝人GHMです。

 今回はルネ・クレマン監督の「禁じられた遊び」に

 

 感謝を捧げようと思います。

 

 1940年のフランスを舞台に

 戦争で両親と愛犬を失った少女と牧場の少年との恋を描いた本作は

 愛の素晴らしさを満喫できる名作であります。

 少女に振り回され、暴走しながらも

 彼女の愛と信頼を勝ち取っていく少年の姿には

 「愛」の強さと男の宿命を象徴するかのような

 神秘性と哀愁があるように思います。

 (神への冒涜すら許してしまうほどの魅力を感じました。)

 別れの悲劇と愛を勝ち取った喜びが共存するラストシーンには

 「万事解決」系のハッピーエンドにはない味わいがあり

 大いなる感動を感じました!!!。

 戦乱の世にあっても愛を忘れず生きる少年少女の

 美しくも危うい姿を見事に描ききった本作に深い感謝を!!!。