映画に感謝を捧ぐ! 「ソウ」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
バスルームに監禁され、足を鎖でつながれた
二人の男の運命を描いた本作は
アイデアの力で恐怖を呼び起こすわざを
堪能させてくれる作品であります。
各所にちりばめられし小道具の数々
(活用法にひねりが利いている点が素晴らしい)
ゆがめられた時系列
陰鬱な映像・音楽が一つとなり恐怖を奏でていく様は
目を背けたくなるほどの「恐怖+嫌悪」と
最後まで見ずにはいられない衝動を
同時にもたらすという快挙をなしとげました。
(ある意味、精神力の訓練向きの映画と言えるでしょう。)
「生きる」ということの喜び・「考える」ことの大切さを
そして恐怖感と好奇心が共存しうることを
見事に証明した本作に深い感謝を!!!。