映画に感謝を捧ぐ! 「ソウ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジェームズ・ワン監督の「ソウ」

 感謝を捧げようと思います。

 

 バスルームに監禁され、足を鎖でつながれた

 二人の男の運命を描いた本作は

 アイデアの力で恐怖を呼び起こすわざを

 堪能させてくれる作品であります。

 各所にちりばめられし小道具の数々

 (活用法にひねりが利いている点が素晴らしい)

 ゆがめられた時系列

 陰鬱な映像・音楽が一つとなり恐怖を奏でていく様は

 目を背けたくなるほどの「恐怖+嫌悪」と

 最後まで見ずにはいられない衝動を

 同時にもたらすという快挙をなしとげました。

 (ある意味、精神力の訓練向きの映画と言えるでしょう。)

 「生きる」ということの喜び・「考える」ことの大切さを

 

 そして恐怖感と好奇心が共存しうることを

 見事に証明した本作に深い感謝を!!!。