映画に感謝を捧ぐ! 「マンハッタン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はウディ・アレン監督の「マンハッタン」に

 

 感謝を捧げようと思います。

 

 マンハッタンに生きる人々の愛と悲しみを描いた本作は

 軽快さと哲学・文学的要素を兼ね備えた

 素晴らしきラブストーリーであります。

 軽快なる言葉の洪水、小ネタの数々に

 「愛」や「人の心」に対する純文学的かつ哲学的な問いかけを宿すという

 ひねりの利いた発想・シナリオの前にして

 私は「笑いつつ考えさせられる」というたぐいまれなる時間を

 過ごすこととなりました。

 さらに「ハッピー・アンハッピー」の二元論では

 割り切ることの出来ない幕切れを前にしたときには

 驚き、感心するより他はありませんでした。

 まさに「ラブ・コメディ文学」の称号にふさわしい作品であるといえるでしょう。

 「愛の物語」にラブストーリー以上の深みをもたらした本作に

 深い感謝を!!!。