映画に感謝を捧ぐ! 「影なき狙撃者」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・フランケンハイマー監督の「影なき狙撃者」に

 

 感謝を捧げようと思います。

 

 リチャード・コンドンの同名小説を基に作られた本作は

 「1960年代のアメリカ」を写し出した、歴史教科書的作品であります。

 60年代アメリカの思想・風俗・政治情勢を生かした小ネタをふんだんに盛り込むという

 パロディ的な作りでありながら

 「洗脳」を駆使したサスペンスを盛り上げていくという

 離れ業を見事に成功させた本作のスタッフ陣には

 本当に頭が下がります。

 これこそ「歴史教科書以上に歴史を語る」映画であるといえるでしょう。

 「1960年代のアメリカの空気」を感じさせてくれる本作に

 深い感謝を!!!。