映画に感謝を捧ぐ! 「セックスと嘘とビデオテープ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はスティーブン・ソダーバーグ監督の「セックスと嘘とビデオテープ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 秘密を抱えた男女四人の人間模様を描いた本作は

 「セックス」・「嘘」・「ビデオテープ」の三要素を巧みに融合させた

 「三題噺映画の雄」と呼ぶにふさわしい作品であります。

 過激なセックス・トークやベッドシーンを通じて

 「嘘で固められた関係のもろさ」や

 「他社の内面に迫ることは、己の内面をさらけ出すことに通じる」

 事を示すという発想には

 大いに驚き、感心いたしました。

 (言葉として発する以上のメッセージ性を感じます。)

 単に人間関係を崩壊させるだけでなく

 関係の「修復」・「新生」を描いている点も素晴らしいです。

 エロティックかつファンタジックな映像と共に

 人間関係の「光と闇」を満喫させてくれた

 本作に深い感謝を!!!。