映画に感謝を捧ぐ! 「カメレオンマン」
映画感謝人GHMです。
今回はウディ・アレン監督・主演の「カメレオンマン」に
感謝を捧げようと思います。
1920年代のアメリカを舞台に
多彩な顔を持つ男「カメレオンマン」をめぐる騒動を
ドキュメンタリー風に描いた本作は
「おかしくも悲しきほら話」と呼ぶにふさわしい傑作であります。
愉快痛快なドタバタ喜劇の中に
「歴史に刻まれし悲劇」や「自己喪失の恐怖」
「天賦の才を生かすことの大切さ」を宿す本作は
「優れた喜劇は笑うだけではすまない」ということを示す
教科書であるといっても過言ではないでしょう。
(チャップリンの喜劇映画にも通じる要素だと思います。)
笑いと悲しみが入り交じった
「偉大なるドキュメンタリー風コメディ」である本作に
深い感謝を!!!。