映画に感謝を捧ぐ! 「死体の告白」

 映画感謝人GHMです。

 今回はクリスティ・キャバンヌ監督の「死体の告白」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 亡くなった女性が過去を振り返るという形で進行していく本作は

 登場人物たちの「ホラー風味」が冴え渡る作品であります。

 人間でありながらモンスター顔負けの不気味さを放つ登場人物たちの姿と

 余計な情緒を挟むことなく進行するストーリーとの相性が実に素晴らしく

 コンパクト且つ見応えのある時間を満喫することが出来ました。

 まさに「必要最小限のことのみをきっちり見せてくれる映画」の

 見本であるといえるでしょう。

 「人間の心」こそがモンスターであることをスピーディーに表現した

 本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。