映画に感謝を捧ぐ! 「西部の男」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
スチュワート・レイクの小説を基に作られた本作は
多種多様な魅力を持つ、異色の西部劇であります。
西部劇ならではの襲撃・決闘の醍醐味に
頭脳戦・交渉術の魅力+心和むラブストーリーを加え
さらには、社会派的なムードまでも宿すという
贅沢な作品でありながら
ストーリーに混乱をきたすことも、娯楽としての魅力を失うこともない
作品に仕立て上げるスタッフ陣の力量には
ただ恐れ入るより他はありません。
(実在の人物を基にした悪役「ロイ・ビーン判事」が
残酷さと親しみやすさを兼ね備えたキャラクターとなっている点も
印象的です。)
さまざまなジャンルの映画を撮り続けた
W・ワイラー監督ならではの西部劇を満喫させてくれた本作に
深い感謝を!!!。