映画に感謝を捧ぐ! 「古城の亡霊」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロジャー・コーマン監督の「古城の亡霊」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 道に迷ってしまった主人公が遭遇する怪異を描いた本作は

 親しみやすさに満ちた「娯楽系ホラー」であります。

 光と闇を駆使した素朴な映像表現

 特殊メイクに頼ることなく怪奇ムードを放つ登場人物

 安易な引き延ばしを廃したスリムなストーリーが一つとなって

 娯楽的魅力を放つ姿には

 歴史上の名作・大作にはない味わいと微笑ましさがあります。

 これこそ「大衆の味」映画の雄

 R・コーマン氏の魅力を示す作品なのではないでしょうか。

 「大衆食堂気分」で楽しませてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。