映画に感謝を捧ぐ! 「ザ・グリード」

 映画感謝人GHMです。

 今回はスティーブン・ソマーズ監督の「ザ・グリード」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 豪華客船に襲いかかる怪物と

 主人公一行との戦いを描いた本作は

 パニック・ムービーとモンスター・ムービーの魅力を兼ね備えた

 「夏向きの軽量映画」であります。

 「人間模様」を避け

 怪物との戦いに重きを置いたストーリー展開と

 特殊効果とホラー的発想が一体となって生まれた映像表現が

 生み出す恐怖シーンの数々は

 軽量映画ならではの迫力と痛快さに満ちあふれております。

 (「怪物との戦いの中で結束が強まる」という

 モンスター・ムービーの定義に反して

 

 「怪物との戦いの中で悪の本性をあらわにしていく

 登場人物がいる」点も面白いです。)

 まさに「TVの洋画劇場向き映画」の雄と呼ぶに

 ふさわしい作品であるといえるでしょう。

 軽量モンスター・パニックの醍醐味を

 満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。