映画に感謝を捧ぐ! 「地獄の門」

 映画感謝人GHMです。

 今回はルチオ・フルチ監督の「地獄の門」に

 

 感謝を捧げようと思います。

 

 牧師の自殺をきっかけとして始まった怪現象に

 翻弄される人々を描いた本作は

 私に大いなる試練をもたらした

 「耐久力テスト映画」であります。

 難解きわまるストーリー展開と

 (ラストシーンまで私の理解を越える状況に満ちていました。)

 私の精神を破壊するかのように迫るグロテスク描写の数々は

 (他のホラー映画からは感じられた「悪趣味の美」すら

 感じられないほどでした。)

 私の精神・肉体が

 「グロテスク系ホラー映画」に耐えるために必要な試練であると

 感じずにはいられないほどの

 圧迫感に満ちあふれておりました。

 (登場人物に好感を持ちにくい点も

 試練の一つだと思います。)

 まさに「映画感謝人として

 避けて通るわけにはいかない作品」でありました。

 私に大いなる「ホラー試練」を与えてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。