映画に感謝を捧ぐ! 「地球最後の男 オメガマン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はボリス・シガール監督の「地球最後の男 オメガマン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 リチャード・マシスンの小説「地球最後の男」を

 もとにして作られた映画の2作目となる本作は

 SFの衣をまといつつ

 「70年代」を語る作品であります。

 文明・科学の発展に対する危機意識

 国家・政府に対する不信感

 「アメリカ映画流ハッピーエンド」に対する不満といった

 「70年代のアメリカ」を象徴するキーワードを融合させて

 生み出されたストー利点海・映像の数々は

 私の心を「70年代」へと誘ってくれました。

 (このような映画の主人公に

 アメリカ流の「正義」と「傲慢さ」を体現した俳優

 チャールトン・ヘストン氏を据えるという発想も

 70年代らしさが現れているように思います。)

 これこそ「70年代風味のSF映画」の雄であると

 いえるのではないでしょうか。

 「70年代」と「C・へストン氏」の持ち味を

 SFという形で生かした本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。