映画に感謝を捧ぐ! 「リバー・ランズ・スルー・イット」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロバート・レッドフォード監督の「リバー・ランズ・スルー・イット」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ノーマン・マクリーンの小説「マクリーンの川」をもとにして作られた本作は

 「川」を通じて人生を語る「文学的作品」であります。

 動きの美しさに満ちあふれた「川釣りシーン」

 主人公兄弟の運命を暗示するかのような「川下りシーン」

 そして、移りゆく人々の運命を見守るかのように

 流れ続ける「川」の美しさは

 私に「自然の美しさ」と「人生の皮肉」を示してくれました。

 (それだけに、味わいのない邦題が残念でなりません。)

 主人公の弟に扮したB・ピットの

 「危うさを秘めた美しさ」も印象深いです。

 (R・レッドフォード監督の分身であるかのようです。)

 川の流れのように美しくも激しい「兄弟の日々」を満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。